卒論題目発表会
今日は私の通う学科の卒論の題目発表会がありました。3年生の皆さんの卒論のテーマを知ることができて興味深かったです。
それらのテーマの中で、特に興味があったのは『古事記』から死生観を読み取ろうというテーマです。
ところで、「古事記」という語でアマゾンを検索してみると、一番最初に竹田恒泰の『現代語古事記』が出てきます。
- 作者: 竹田恒泰
- 出版社/メーカー: 学研パブリッシング
- 発売日: 2011/08/30
- メディア: 単行本
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卒論に『古事記』を選んだ方には、ぜひ間違っても『現代語古事記』をテキストとしないようにしてもらいたいものです。その方の資料には倉野憲司校注『古事記』(岩波文庫黄1-1、岩波書店、1963年)をテキストにするとの事なので無用の心配なのですが。
- 作者: 倉野憲司
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1963/01/16
- メディア: 文庫
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この岩波文庫版『古事記』は、もともと岩波の「日本古典文学大系」に収められていたものを文庫化したものですが、脚注が減っているのでぜひ「日本古典文学大系」版の方で読んでいってほしいものです。
まあ、こんなことは指導教員の先生から言われていることでしょう。後輩の皆さんには、ぜひ残っている時間を有効活用していただきたいです。