盛り上がる日本中世の大乱
今、巷では応仁の乱が流行っています。
- 作者: 呉座勇一
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2016/10/19
- メディア: 新書
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この本が火付け役となりました。かくいう私も発売直後に購入しました(が、いまだに読み終えられていません)。
このブームに乗っかって洋泉社、宝島社からムックが出ました。
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2017/04/12
- メディア: ムック
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- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2017/04/14
- メディア: 大型本
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私はどちらも購入しましたが、中公新書の『応仁の乱』を読む際にイメージしやすくなるなあと思いました。興味のある方は書店で手に取ってみてください。
洋泉社の方は全ページがカラーだから見ているだけでも楽しいです。一方、宝島社の方は執筆陣がすごいんです。家永遵嗣先生、榎原雅治先生、清水克行先生、山田康弘先生等々、その筋の方にはたまらないメンツばかりです。
しかし、宝島社の方の欠点を挙げるなら、井沢元彦にも書かせていること。なぜ、素晴らしい先生方の論考の最後に井沢のエッセイを載せたのか。井沢は「作家」であって「歴史研究者」ではないのだから、わざわざ載せる必要もないと思うのです。むろん井沢の作家としての活動を否定するわけではないのですが。